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第38回防火基準に適合するパーテーション材料の選定方法:安全性とデザイン性の両立

パーテーションの設置を検討する際、安全性は最も重視されるポイントの一つです。特に、防火基準に適合した材料の選定は、火災時の被害を最小限に抑えるために欠かせません。オフィスや商業施設、公共スペースでは、法令に基づいた防火対策が求められるため、適切な材料選びと設置方法が鍵となります。この記事では、防火基準に適合するパーテーション材料の選定方法やそのポイントを詳しく解説します。

1. 防火基準に適合するパーテーションとは?

防火基準に適合するパーテーションは、燃えにくく、火災の際に燃焼が広がらないような素材が用いられています。これは火災の発生を未然に防ぎ、被害の拡大を抑制するために重要です。パーテーションの設置には、建築基準法などの法規制が関わるため、基準を理解し、安全性の高い材料を選ぶことが不可欠です。

2. 防火性能の高いパーテーション材料の選定ポイント

防火性能を重視した材料を選ぶ際には、以下のポイントを考慮します。

2.1 不燃材料の使用
建築基準法では、「不燃材料」「準不燃材料」「難燃材料」など、燃えにくさの基準が定められています。これに適合した材料は、火災発生時の燃焼や有毒ガスの発生を最小限に抑える効果があります。

-代表的な不燃材料:ガラス、石膏ボード、セラミックパネル
– 選定基準:設置場所によっては不燃材料が義務付けられるため、法規に基づいた材料を選択する必要があります。

2.2 耐火性のある金属パネル
金属製パネルは燃えにくく、耐火性能が高いため、防火性を重視するパーテーションに向いています。特にアルミやスチール製のパネルは、強度も高く、火災時の延焼を抑える効果があります。

– 適用場所:高温になる恐れのある機械室や厨房、設備室の仕切りに最適
– 施工方法:防火枠や耐火塗料を併用して、さらに高い耐火性能を確保

2.3 石膏ボードの採用
石膏ボードは、安価でありながら高い防火性能を備えた材料です。石膏には水分が含まれているため、火災発生時に水分が蒸発して温度上昇を抑え、耐火性を発揮します。また、厚みや層構造によって、さらなる防火性能が期待できます。

– 適用場所:会議室や個室オフィス、共用スペースなど
– 施工方法:二重構造での設置や、石膏ボードと他の不燃材料の併用で安全性を強化

2.4 ガラスパネル(防火ガラス)の活用
ガラスパネルは光を取り入れつつも不燃性が高いため、オフィス空間でのパーテーションとして人気です。特に防火ガラスは、通常のガラスに比べて強度があり、一定時間火災の熱を遮断する性能を備えています。

– 適用場所:自然光を取り入れたい会議室や受付エリアなど
– 施工方法:防火ガラスに加え、耐熱フレームを使用することで、安全性を向上

2.5 耐火塗料の活用
特定の材料に耐火塗料を施すことで、燃焼速度を遅らせることができます。これは、木材や金属などのパーテーションに適用でき、火災時の安全性を向上させる効果的な方法です。

– 適用場所:木製のパーテーションや金属製フレームの使用箇所
– 施工方法:耐火塗料を均等に塗布し、定期的なメンテナンスで効果を維持

3. 防火パーテーションの適用事例と効果

3.1 オフィスの会議室における防火パーテーションの設置
会議室は頻繁に利用されるため、燃えにくい素材を使用したパーテーションが求められます。ここでは、石膏ボードと防火ガラスを組み合わせた事例を紹介します。

– 使用材料:防火ガラス、石膏ボード
– 効果:視覚的に開放感を確保しつつ、火災時には防火性能を発揮。法規制に適合した施工で安心

3.2 商業施設のバックヤードにおける耐火パネルの活用
バックヤードには防火性能の高いパーテーションが求められるため、金属製パネルが適用されることが多いです。高温機器が配置されている場合には、金属パネルに耐火塗料を使用するケースもあります。

– 使用材料:アルミ製の金属パネル、耐火塗料
– 効果:火災時に延焼を抑え、施設全体の被害を最小限に。清掃がしやすく、衛生的にも優れた環境を実現

4. 防火基準に適合したパーテーション設置のメリット

4.1 火災リスクの軽減
防火基準に適合した材料を使用することで、火災発生時の被害を軽減できます。特に、不燃性や難燃性の素材を使ったパーテーションは、火災拡大のリスクを抑える効果があり、従業員や利用者の安全を確保します。

4.2 長期的なコスト削減
防火基準に適合するパーテーションは、耐久性が高いため、定期的なメンテナンス費用を抑えることができます。また、火災発生時の損害リスクが低くなることで、保険費用の削減にもつながる可能性があります。

4.3 法令遵守での信頼性向上
建築基準法に基づいた防火対策を講じていることで、信頼性が向上します。特にテナントビルや商業施設、公共施設では、法令遵守が求められ、適切な防火対策が施されていることは施設全体の評価にもつながります。

まとめ

防火基準に適合するパーテーション材料の選定は、安全な空間づくりにおいて非常に重要です。不燃性や難燃性の高い材料を選び、法規制に沿った施工を行うことで、火災リスクを軽減し、快適で安心な空間を実現できます。施設の用途やデザインに応じて、適切な材料と施工方法を組み合わせ、安全性と美観を両立させましょう。

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